12/21 近況と台湾と大掃除

こんにちは。MaquinistaのNHK学生ロボコン2017プロジェクトリーダーのnxtgear_lastoです。

ロボット技術研究会のアドベントカレンダー企画21日目を担当しています。

Maquinistaの近況をちょこっとだけ報告します。

 

2017年度のNHK学生ロボコンは”The Landing Disc”という競技を行います。

ルールなどの詳細は前記事()で説明してます。簡単に言ってしまえば、ソフトソーサーと呼ばれる幼児用の柔らかいフリスビーを直径750mmの円板に乗せるそんな競技です。7つの全て円板にフリスビーを乗せればAppare!といってその瞬間勝利です。

ずいぶん前の写真ですが、Maquinistaが作ったフィールドはこんな感じです。

去年はフィールドの色とラインを一切見てないため、色塗りは行わず木の温もりしか感じなかったので、ボールがあるだけでとてもカラフルに見えます。

実際に投げてみればわかりますが、台の上に乗ったボールにフリスビーを当てて落とすのと、台の上にフリスビーを乗せるのとでは全く難易度が違いますね。思ったより研究のし甲斐がある面白い競技だと思います。あまりしゃべりすぎると戦略がばれちゃうのでAppareの話はここまで。

 

それから実はMaquinistaは10月に台湾に行ってたんですよ。台湾には台湾の大学ロボコンがありまして、TDKロボコンと呼ばれています。名の通りTDK株式会社主催のロボコンです。MaquinistaはそのTDKロボコンでマシン紹介をして日本のロボコンについて発表してほしいという声がかかり、台湾へ行くことになりました。

いざ会場に着けば上の写真のようなフィールドが広がってました。なぜロボコンフィールドは生で見るとわくわくしてくるんでしょうね。そして招かれた場所は貴賓席ですよ、貴賓席!まさかロボコン現役の間にロボコンの貴賓席に座ることになるとは思いませんでした。おまけに2時間ペースでフルーツだとかケーキだとかコーヒーだとか頂いちゃって、割と恐縮してしまいました。日本のロボコンの貴賓席ってこんなに待遇良かったっけ?Maquinistaの発表の方は現地の日本語が話せる学生のおかげで無事発表し切ることができました。感謝。たぶん・・・現地の人にうけたと信じたい。

そして肝心の競技ですが、TDKロボコン公式サイトにある動画()を見るのが一番分かりやすいかと思います。おおまかな流れを言えば、

➀小型冷蔵庫を開け、水の入った容器を取り出す。

➁コップが置いてあるエリアまで移動し、コップに水を注ぐ。

➂コップを持って不整地や坂を渡り、得点ゾーンに水が入ったコップを運ぶ。

➃一定量水が入ったコップの数を数え、多い方が勝ち!

というような感じです。TDKロボコンの日本のロボコンと違うところは、自動組と操縦組とで枠が違うというところでしょうか。面白い分け方だと思います。操縦組は(たぶん)マイコンなどの類を使っちゃいけないルールですので、NHKロボコンで見られるような半自動のロボットは使えません。それから、液体を扱ったルールは斬新でしたね。自分の知識不足かもしれませんが、NHKのロボコンで液体を扱ったものは大分高専のスプレもんぐらいしかないのではないでしょうか?個人的には優勝した手動組のロボットが印象的でした。独4機体ですが、前輪と後輪の高さがそれぞれ変えられるようになっており、不整地や坂道でも上半身を地面と水平にすることが可能になっていました。本当は写真を見せたいのですが、許可をもらっていないので残念ながら見せられません。申し訳ないです。ロボコンが終わった後は、台湾の美味しい料理を食べさせていただきました。一日目は鼎泰豊で小籠包をいただき、二日目は観光夜市で屋台の食べ歩きをしました。どちらもめっちゃおいしかったです。金曜の授業が終わって空港に直行し夜の便に乗って台湾へ行き、帰りは日曜の深夜の便に乗って月曜の朝に東京着いてその日の午後に大学の授業があったことを除けば、ロボコンが間近で見られて、食も美味しい最高の旅行でした!

 

それから今日Maquinistaは普段部品の加工などをさせていただいている大学のものつくりセンターの大掃除に参加しました。ほぼ毎日使わせていただいているので、念入りに掃除させて頂きました。並びに、Maquinistaが見ないふりをしてきたゴミの処理をしました。

目に入った木の板を蹴りで粉砕する不良集団Maquinista

 

やっぱり作業場はきれいな方が捗りますね。

それでは今日はここまで。Appareで優勝できるように頑張ります!

2017年度ABUロボコンのルールが発表されました!

みなさんこんにちは、Maquinista制御班のもちごんです。

8/21にABUロボコン2016が開催され、大会終了後に17年度大会ルールが発表されました。

競技名は「The Landing Disc」です。

日本開催ということで、日本の伝統的遊戯の一つである「投扇興」(開いた扇を台の上の的に向かって投げる遊び)をモチーフにした競技になっています。

簡単に競技のルールを説明しますと、

競技フィールドには距離、高さが様々な台が用意されています。

各チーム1台のロボットが、フライングディスクを投げて、台の上にあるビーチボールを落としつつ、台の上にディスクを載せます。

対戦形式で、各台に載っているフライングディスクの数に応じた得点を競い、また、全ての台の上に自分のディスクを載せられればVゴール「天晴れ(Appare)」達成です。

フライングディスクをどう投げるかや、どのような戦略をとるかが勝敗のポイントとなりそうです。

ルールの詳細などについてはお手数ですが()にてご確認いただけたらと思います。

現在、Maquinistaでは購入したフライングディスクを投げながら、作戦会議を重ねているところです。

優勝を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。

12/22 Chai-yo活動報告

こんにちは、Maquinista広報係のたこです.ついに2016年のルールが発表されてから4ヶ月たちました.

ご存知の方も多いと思いますが今年のNHK学生ロボコンのテーマは『ECO』で,決め台詞はタイトルの通り『Chai-yo!』です.

今更ですがルールについてお話しようと思います.

こちらがNHK学生ロボコンの公式ページです↓

大雑把に要約しますと,なにやらハイブリッド(?)なロボットが,1人で前に進めないエコなロボットを触らずに動かしコースを進むというルールです. 昨年のロボミントンよりフィールドが複雑であったり競技で使うオブジェクトが配布されたりしました.

こちらがNHKから配布されたオブジェクトの『プロペラ』です.(画質ひどくてすいません)

ようやく競技で実際に使われるものが届いたことで,更に私達も身が引き締まりました. まずは1次ビデオ審査通過を目標に活動中です! 応援よろしくお願いします!

興味がある方はこちらもどうぞ↓

それではまた次回の更新をお楽しみに

11/13(金) エントリーシートとプロペラのお話

お久しぶりです.リーダーのみかんです.

自分が記事を担当するのはどうやら8/31以来のようです.

前回はルール発表に関しての報告でしたが今回は,書類審査についてです.

私たち東工大Maquinistaは,11/5にエントリーシートを提出いたしまして,無事受理されました.

そして本日,NHK様より大会で用いるプロペラが到着いたしました.

また先月より私たちも体育館にて練習を開始しております.

書類審査の結果はまだですが,2月上旬に予定されております一次審査へ向け練習に励んでいく予定です.

引き続き応援よろしくお願いします.

(どういうわけか画像がうまくページに載らなかったので,いただいたプロペラの写真を載せることができませんでした…)

 

8/31(月) 2016年度ABUロボコンルールが発表!

16年度チームリーダーのみかんです.

先週の日曜日(8/23)にABUロボコン2015が開催され,大会終了後に16年度大会ルールが発表されました.

その名(?)も

Clean Energy Recharging the World

です.気になるルールですが,Vゴールのあるタイムアタックシステムが復活しました.

詳細な内容を知りたい方はお手数ですが()にてご確認いただけたらと思います.

さて自分たちのチームはどうかといいますと,これまでのところ順調に作戦会議を重ねており,今度こそ優勝という意気込みで取り組んでおります.今後とも応援のほどよろしくお願いします.

また,後日改めて告知いたしますが,今年も工大祭(10/10,11)にて昨年度製作ロボットを展示いたします.

それでは.

 

団体情報

Maquinistaとは

Maquinista(マキニスタ)は、NHK学生ロボコン及びABUロボコンで優勝することを目指して、ロボット製作や技術開発を行っている団体です。

東京工業大学の公認サークル「ロボット技術研究会」の「研究室」(下部組織)として活動しています。メンバーは全員、東京工業大学ロボット技術研究会の部員で構成されます。


NHK学生ロボコンのHPはこちら

ロボット技術研究会の公式HPはこちら

ロボット技術研究会の紹介はこちら


NHK学生ロボコンとは

全国の学生が参加するロボット競技会

日本全国の大学や高専の学生が参加します。各チームで約1年間かけてロボットを製作し、大会で対戦形式の試合をします。

例年40チーム程度の応募があり、3回の選考を通過した約20チームが出場します。優勝すると世界大会の「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」に出場できます。

競技課題

例年、0.6m~1mの大型のロボットを製作します。主に課題達成の正確さや速さを競います。

競技課題は毎年変わり、それに合わせて、製作するロボットも大きく変わります。

こちらのページで、過去の競技課題やロボットの一覧をご覧いただけます。

NHKでの放送

大会当日やロボット製作の様子はNHKで放送されます。

年間行事

※年度によって多少前後します

8月 ABUルール発表

9月 関東夏ロボコンとうロボなどの練習大会

10月 NHK学生ロボコンルール発表

11月 NHK学生ロボコン書類審査

2月 NHK学生ロボコン一次ビデオ審査

3月 関東春ロボコン(新人大会)

4月 NHK学生ロボコン二次ビデオ審査

6月 NHK学生ロボコン

8月 ABUロボコン

主な活動場所

    • 東京工業大学 大岡山キャンパス
    • 南2号館1階 ものつくり教育研究支援センター
    • 新サークル棟1 2階 ロボット技術研究会部室
    • 新サークル棟1 1階 作業スペース
    • 北3号館(EEI棟)1階 多目的ホール

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日々の活動

メンバーは基本的に平日、授業が終わってから、サークル棟1の1階にある作業スペースので作業を行っています。

休日は施設の空き具合に応じて体育館、EEI等の場所で動作試験を行っています。

作業スペースでの活動の様子
体育館での活動の様子

沿革

2003

SIMONとしてチーム結成

2009

チーム名をMaquinistaに改称

2017

初のNHKロボコン優勝

ABU出場(ベスト4・敢闘賞)

2020

特別賞(協賛、トヨタ自動車株式会社)受賞

2023

特別賞 マブチモーター株式会社賞 受賞

2024

特別賞 マブチモーター株式会社賞 受賞

2024年度のトロフィー