こんにちは、NHK学生ロボコン2023のプロジェクトのリーダーをしていた20-suwabeです。
6/4(日)、NHK学生ロボコン2023の大会が大田区総合体育館にて開催されました。本記事では大会の結果報告、振り返りをお伝えします。
大会結果&振り返り
第一試合vs九州大学
○東工大 70-60 九州大学
第一試合開始直後、ロボットが動き出さず心配でしたが、少し遅れて、うさぎロボットとぞうロボットが動きだしました。しかしながら、うさぎロボットは橋をこえ、アンコールエリアに入ったところで通信不良により動けなくなり、以降ぞうロボットのみで試合を続けることになります。初動の遅れで、九州大学さんに60点を先制されたものの、ぞうロボットで70点を獲得し逆転します。その後、マキ二スタはType3ポールを狙い続けますが、両大学とも得点を重ねることはできず、そのまま試合終了となりました。かなりヒヤッとする試合でしたが、マキ二スタとしては、久しぶりの公式戦勝利となりました。
第二試合vs豊田工業高等専門学校
東工大 10-210 豊田工業高等専門学校○
第二試合、スタートと同時にうさぎロボットとぞうロボットが動きだしますが、うさぎロボットが橋から落下してしまい、強制リトライとなります。リトライ後再びうさぎロボットが橋から落下し2度目の強制リトライとなり、大きなロスタイムとなってしまいました。以降ようやくうさぎロボットが橋をこえ、うさぎロボット・ぞうロボットともにリングの回収に移りますが、再びうさぎロボットは通信不良となり、ぞうロボットのみで試合を続けることになります。しかし、序盤のロスタイムで大きな差をつけられてしまったマキ二スタは、順調に得点を重ねていた豊田高専さんに追いつくことができず、そのまま敗退となりました。
マキニスタは予選リーグにて1勝1敗となり、予選リーグで2勝をあげた豊田工業高等専門学校に敗れ、予選敗退となりました。二次審査で獲得していたシード枠を活かすことができず、予選敗退となってしまい、本当に悔しく思っています。また、応援していただいた皆様に結果として応えることが出来ず、申し訳なく思っています。
大会最後の表彰にて、マブチモーター株式会社様から特別賞をいただきました!!!
チームのアイデアを特別賞という形で評価していただき、大変光栄に思います。この場を借りて感謝申しあげます。
Maquinistaは今大会で様々な新しいことにチャレンジしてきました。この技術の積み重ねが数年後に必ず役立つと思っています。一方で、コロナ禍の活動制限で大会出場経験が薄くなってしまった現役世代にとって、他大との技術や経験値の差を感じる大会でもありました。この悔しい経験が、必ず今後の活動のばねとなり、そして未来の優勝の糧になると確信しています。今年の経験を活かし来年以降も勝利に向けて邁進する所存ですので、今後とも応援よろしくお願いします!
最後にチーム紹介ビデオを載せております。まだご覧になっていない方、ぜひご覧ください!
謝辞
住友重機械工業株式会社様にはスポンサーとして活動資金のご寄付をいただきました。フィールド制作やロボット制御用のPC等、高価な物品の購入にあたり大変お世話になりました。ご支援誠にありがとうございます。
工機ホールディングス株式会社様には様々な電動工具を無償で提供していただきました。チーム内でも好評な工具が多く、ロボット制作に大変役立っております。ご支援誠にありがとうございます。
北陽電機株式会社様には大変高価な2次元測域センサを無償でお借りさせていただきました。高精度のセンサによってロボットをより速く確実に動作させることができました。ご支援誠にありがとうございます。
株式会社ミスミグループ本社様には学生ものづくり支援として、エアコンプレッサをはじめとする商品を無償で提供していただきました。ご支援誠にありがとうございます。
マブチモーター株式会社様には多種多様なモータを無償で提供していただきました。提供していただいたモータにより,ロボットの高速化、高精度化、高出力化にチャレンジすることができました。ご支援誠にありがとうございます。
また、今まで活動場所を提供していただいたロボット技術研究会とものつくり教育研究支援センター、環境エネルギーイノベーション棟事務室の方々をはじめとした、大学の関係者の方々には大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。
金銭的に厳しい学生団体であるMaquinistaにご寄付をしてくださった皆様にも大変感謝しております。おかげさまでロボット製作に必要な物品の購入や開発を行うことができました。この場を借りてお礼を申し上げます。
今後とも東京工業大学Maquinistaをよろしくお願いいたします。